ダーウィンの進化論について(629文字)
イギリスの生物学者、チャールス・ダーウインは、彼が自然淘汰と名付けた過程によって種は多様化、また環境へ適応するとする進化論を構築した。この生存競争は、しばしばハーバート・スペンサーの言葉を借りて「適者生存」と呼ばれ、生物の多種多様性の原因となるメカニズムとされている。
自然淘汰はダーウィンの説の主要な概念で、生物が持つ性質は、同種であっても個体間に違いがあり、それは親から子に伝えられたものであるとしている。自然界では、生まれた子のすべてが生存・繁殖することはないが、その環境において生存に有利な形質を持ったものが繁殖し、その遺伝子を次世代に残す確立が高くなるとされている。
ある種において自然淘汰が繰り返され、長年の間に有利な形質が蓄積されていくと、種全体の性質が変化し、その結果として種が進化する。
調査船HMS ビーグル号の一員として南アメリカのエクアドール沖にあるガラバゴス諸島を探検していたダーウィンは、ゾウガメの甲羅がそれぞれの島で異なり、発見された島での環境に適応し別々の形に変化している事を観察した。また、現在ではまとめてダーウイン・フィンチと呼ばれているフィンチの固有種を観察した結果、それぞれが生息する島に適応し、その嘴は長年の間に各島で必要な機能、例えば果実、穀物、あるいは昆虫を食べる為に適した形へと進化している事を観察した。進化論の機構とダーウィンが断定した自然淘汰のヒントはこれらの観察から得られたものなのだ。
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